走るたびに痛い…その「すねの痛み」、もしかしてシンスプリントかも?
運動を頑張っている学生さんやランナーの皆さん、「すねの内側がズキズキ痛む」「走ると痛いけど休むとマシになる」そんな症状に悩んでいませんか?
その痛み、もしかするとスポーツ障害の一つである「シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)」かもしれません。
🚨シンスプリントってどんな症状?
シンスプリントは、すねの骨(脛骨)の内側、特に下から1/3のあたりに痛みが生じるのが特徴です。
- 初期: 運動の開始時や運動後に鈍い痛み(鈍痛)を感じる。休むと痛みが引くことが多い。
- 進行期: 運動中も痛みが続くようになり、パフォーマンスが低下する。
- 重症化: 安静にしていても痛む、歩くだけで痛い、といった症状が出始めると注意が必要です。 ⚠️放置すると「疲労骨折」に繋がるリスクもあるため、早めのケアが大切です!
🔍なぜシンスプリントになるの?主な原因
シンスプリントの直接的な原因は、運動のしすぎ(オーバーユース)によって、すねの骨に付着する筋肉(特に後脛骨筋やヒラメ筋など)が繰り返し強く引っ張られ、骨膜に炎症が起きることです。
しかし、それ以外にも以下のような要因が関わっています。
- 急激な運動量の増加: 部活のシーズン開始、練習メニューの急な変更、新人選手など。
- 身体の構造的な問題: 扁平足、回内足(足が内側に倒れすぎる)、O脚・X脚、股関節や骨盤の歪み。
- 筋肉の柔軟性・筋力不足: ふくらはぎや足首周りの筋肉が硬い、筋力が足りていない。
- 環境要因: クッション性の低い靴の使用、硬い地面でのトレーニング。
💪当院が行うシンスプリントへのアプローチ
当院では、痛い部分だけでなく、なぜそこに負担がかかったのかという根本的な原因を見つけ出し、再発を防ぐための治療を行います。
- 痛みの緩和: ハイボルテージなどの電気治療、アイシング、手技(マッサージ)により、患部の炎症と痛みを鎮めます。
- 全身のバランス調整: 姿勢分析や歩行分析を行い、骨盤や股関節、足のアライメント(並び方)の歪みをチェック。整体や矯正によって、脚にかかる負荷が均等になるように整えます。
- 筋肉の柔軟性向上: 硬くなっている原因筋を特定し、ストレッチ指導や筋膜リリースなどで柔軟性を高めます。
- サポート・再発予防: 運動時や日常生活での負担を減らすため、テーピング指導や、必要な方にはインソール(靴の中敷き)のアドバイスも行います。痛みが引いた後も、再発しないためのセルフケアやトレーニング方法を丁寧に指導します。
「痛いけど休めない…」と無理を続けていると、かえって治りが遅くなり、長期離脱になる可能性があります。
少しでも「おかしいな」と感じたら、我慢せずに早めに当院にご相談ください。あなたの早期回復と、笑顔でのスポーツ復帰を全力でサポートします!

